2009年01月23日

時間と税金のムダ遣い

 先日の参議院予算委員会で質問に立った民主党の副代表が、民主党お得意の“大きなフリップ”を使って麻生総理大臣に「漢字テスト」をしていた。

 「相も変わらずバカなことを、しかも国会の場でやっているものだ」と、私は報道デスクで仕事をしながら中継のテレビにチラチラ目を遣っていたが、当の民主党本部には、その直後から副代表や党に対する苦情が相次いだそうだ。

 「経済が大変なときに税金を使って何をやっている」「何の目的があるのか」といった批判的な内容が大半だったそうで、民主党の支持者を名乗る人からは「そんなことで政権が取れるか」と言われる始末。


 そら、そうやわな。


 世界の経済が大変で、国内でもあっちこっちで失業の不安を抱える人が悲鳴を上げている中、ぬくぬくとした議事堂の中では「漢字テスト」って、有権者でなくとも呆れてモノが言えない。


 他にすること、もっとあるのにね。


 テストを行ったこの副代表、先日の“臨時国会”でも質問に立っていたが、麻生総理に対する物言いはそのときの再放送かと思われるほど、同じような内容の繰り返しだった。


 そんな論客を普通に送っていること自体、人材不足?って思われても仕方がないよなぁ。


 国民を勇気付ける強いメッセージも発することができず、失笑に彩られた議事堂で真剣勝負の議論もできないような国会議員って、今の日本にいちばん要らない存在だと思う。「解散総選挙」とか言わないで欲しい。願わくばそのまま解散しておいて欲しいものだと心の底から何度思ったことか。

 もう、「町内会の延長みたいに都道府県知事の合議制で物事決めてもええんとちゃうの?」とさえ思わせている国会議員の皆さん、アンタらホンマに罪作りやで。
posted by holyyell at 22:17| Comment(0) | 物思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

パレード?

 全米から史上最多の200万人が集まる中行われた、オバマ大統領の「就任セレモニーとパレード」。


 …その数時間後、日本では


 報道各社から選ばれた“番記者”を引き連れて行われた、麻生総理大臣の「散歩」。


 何というスケール感の違い。
posted by holyyell at 23:27| Comment(2) | 小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

21年越しの約束

 恩師が出演するオペレッタの舞台を観に行ってきました。「メリー・ウィドウ」という、終わったあと幸せな気分に包まれるお話です。


 高校生だった頃。
放送部に所属していた私は、コンテストに出品する作品づくりのほか、お昼休みの時間に流す校内放送に夢中になっていました。機材を教室に持ち込んで放送室とラインを結び、公開生放送をやったりしたことなどが、今でも鮮明な記憶として残っています。そんなお昼の番組で先生とトークをしようと思い立ち、仲良くさせていただいていた音楽の先生にお話したところ快諾され、ゲストに迎えて生放送しました。その先生が、今日、舞台に立たれた先生なのです。

 当時の番組の中で、先生は「なぜ先生になりたかったのか?」という問いに「高校時代の古文の先生が、お香を焚き、琴の音を流しながら源氏物語の授業をするような、(勉強する上での)楽しさを教えてくれた方で、そういう存在があって、教師というのは素晴らしい職業だと思ったから私も…」というような話をされました。

 そんな先生には、クラシックだけではなく、フォークやポップスなど多彩な音の楽しさを、授業やそれ以外でも教えてもらい、大阪市立の高校が集まって開く芸術祭では森之宮のピロティホールで「カルメン」を原語で合唱したことを覚えています。それもこれも、声楽を専門にされ、関西二期会にも名を連ねている先生ならではの「音の楽しさ」の伝え方だったのでしょう。

 番組中に今度出演する舞台の話をされ、「早く二枚目の役がやりたい」と笑いを誘っていた先生。終わったあとに、「先生が二枚目の役をされる時には観に行きますね」と言っていたのは、もう21年も前の話になります。

 卒業後も年賀状のやり取りは続き、私がバファローズの仕事に就いたというので試合を観に来ていただいたあと、「今度は私の舞台も観に来て下さい」と先生から手紙が届き、ふと、あの時の約束を思い出しました。

 仕事の都合やなんやかんやで不義理が続き、ようやく果たせた21年越しの約束…。



 今日は、始まる前からこちらが何だか緊張していて、オーケストラピットからチューニングの音が聞こえてきた時には、ドキドキも最高潮だったのですが、演奏が始まり、それにあわせて幕が左右にフワッと引き上げられた時には、それがワクワクに変わっていました。舞台の上手、集団の最前列に先生の姿を確認したのです。

 それからの2時間、楽しいオペレッタの世界に心地よく引き込まれていたのは言うまでもありません。

 それにしても先生、50代の人とは思えないほど若々しくて、声にも存在感があって、“らしさ”の感じられるスマートなステージングでした。さすがでございます☆

 あの時、あんなにいきいきとオペラの魅力について高校生の私たちに話されていた先生の「答え」を教えていただいたような思いがしました。
posted by holyyell at 23:39| Comment(0) | ニコりん坊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月15日

女子高特別講師・ほりえ〜る

 毎年「コミュニケーション講座」でお世話になっている女子高(好文学園女子高等学校@大阪・西淀川区)で、久々に授業を担当させていただきました。

 情報コミュニケーションという分野のひとコマで、「CMのコピーを作ってみよう」という実習です。

 日々視聴する広告。そこには、限られたスペースや時間の中で商品や主張などをPRし、多くの人に支持してもらおうとする、「コトバの魂」が存在します。そんな言葉の力に気づき、活かせるようにと設けられた実習の時間。

 17歳の感性は、オトナであり、コドモであり、いろんなものが混ざり合っていますが、そんなエネルギーで懸命に搾り出した言葉の数々は、きっとそのまま彼女たちの「コミュニケーション力」として宿ってくれると思います。


 ※ 授業について詳しいことがお知りになりたい“学校関係者”の方(←限定です)は、メールにてお知らせ下さい。
posted by holyyell at 19:31| Comment(0) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

束の間リフレ☆

 報道の勤務は8時間。その間、通信社から入ってくるニュースの原稿や、警察からのFAX、外勤の取材記者からの原稿などを精査しながら次のニュースの放送内容を決め、原稿を整えて下読みしたあと、オンエアースタジオに入って読み上げ、デスクに戻っから日報に記入する…といった作業が繰り返されます。トイレやお茶を注ぎに席を立つ以外はデスク周りで過ごす一日。

 そんな中、お昼ご飯の時間はリラックス気分を味わえるのです。


syasyoku

 ラジオ関西の入っている神戸新聞社の社員食堂から外を眺めた写真。ガラスに室内の様子が写りこんでいるので心霊写真のようにも見えますが、お間違えのないように。

 ビルの14Fにありますから、視程のいい日にはかなり遠く(和泉山地の方)まで見渡せ、山側の席からは神戸の街や六甲の山並みが美しく見られます。天気のいい日はホントに気持ちのいいものです。

 おいしい景色を堪能しながら、今日はとんこつラーメンを流し込むように食べ、勤務に戻る私なのでした〜
posted by holyyell at 21:22| Comment(0) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

お正月気分もおしまい


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 みやびじょんワイド、今年の初収録でした。
年始のお仕事からレギュラーの仕事が一巡して、ようやくお正月気分が抜けてきた感じです。

 今回のテーブル装飾は、ディレクターのShiroくんによるもの。慣れない手つきで一所懸命に生けているのを見ながら、こうやって、番組というものが出来上がっていくのだな…と、ホッコリした気分で本番に向かいました。

 気温も景気も寒い…と、世間は何やかんやと言いますが(実際に私も言いますが)、結局、幸せの尺度っていうものは人の心が作るもの。今年も、頑張っている人たちにSmileを。頑張ろうとしている人たちにYellを送りながら番組を進めてまいります。ポジティブに、前向きに。風向きなどはお構いなしに…。それが「みやびじょんワイド」だから。それが、コミュニティ向けの番組だからです。←アパマンショップのCMではありません。


 来週は、女子高での講師の仕事も控えています。さぁ、春に向けてどんどん力強く歩いていきますか。
posted by holyyell at 23:55| Comment(0) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月08日

挑戦してみた。

 TVやラジオを視聴していると流れてくるナレーション。シーンの説明的なものから、番組の根幹を成すほど演出上欠かせないものまで幅広く、「ナレーターさんの仕事っぷりはスゴいなぁ」といつも感心する私です。

 実は今日、放送関係の方から届いた年賀状のお返しに「息子のDSソフト“パワポケ11”で名前を拝見しました」と書き添えられているのを見て、「声が残る仕事」っていいもんだなぁ。としみじみ思いました。

 今のお仕事は、その中心が「ライブ感いっぱいの仕事」です。ニュースであったり、球場のアナウンスだったり、番組の収録だったり、学校の講師であったり…。

 それにもうひと味加えて、私は40歳代を歩みたいなぁと思い、そのテーマに「ナレーション」を掲げてみました。その意思表示として、ボイスサンプルには新しいナレーションの素材をアップしています。


 それは…
「JET STREAM」 ←な、何と無謀な!

 かつての名ナレーター・城達也さんが長年にわたって担当された、FMの深夜番組「JET STREAM」の冒頭のナレーションです。当時、城さんのこのナレーションが大好きだった私は、リスペクトの意味を込め、また、自らへスイッチを入れる意味で挑戦したのですが、まぁなんと難しいこと。すでにイメージが出来上がっているものにチャレンジすることの大変さを思い知ったのでありました。現状の私は、こんなレベルです。これからますます精進してまいりますので、あたたかく見守ってやって下さい。

 よっしゃ、聴いてやろう…というマニアックな方は、うちの公式サイトのサンプルページでお楽しみ下さい。

 ついでに宣伝すると、ムービーの素材も更新していて、今年デビュー20周年を迎える私のあしあとを辿るスライドショー的なものとなっています。箸休めの感覚でご覧下さい。←オッサンの20年に興味はないでしょうが…
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2009年01月05日

冬のクリアランスセール、只今開催中!

紳士カシミヤセーター ¥980

本日の“超毛玉商品!”



…いらん。

posted by holyyell at 16:48| Comment(0) | 小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

価値


seto-bridge

 瀬戸大橋を渡り、讃岐は高松にてお仕事してきました。←日帰りです。
鉄路でつながってからというもの、四国への旅は本当に便利になりましたよね。初めて瀬戸大橋を電車に乗って渡ったのは今からちょうど15年前。大学の友人が赴任していた松山に、青春18きっぷを使って遊びに行った時のことです。岡山から出ている「マリンライナー」で橋を渡った際、何だか空中散歩をしているかのように思えて、その時の感動は今でもしっかり覚えています。

 「これが、悲願の橋なんだなぁ。」

 修学旅行生などを乗せた本四連絡船の紫雲丸が沈没した悲惨な事故を受けて、四国の人たちが切望した橋。これが完成したことによって、本州と陸続きになる夢が叶った、非常に価値のある橋です。

 その経緯は、NHKで放送された「プロジェクトX」が詳細を伝えていて、建設に携わった潜水士やそれを指揮した監督のエピソードなど、激しい潮流の中での過酷な作業を乗り越えて完成させた人たちの熱い思いに私はグッときたのでした。←DVD、持っています。

 その、日本が世界に誇る叡智を見事カタチにした瀬戸大橋を渡り、高松で行ったお仕事は…


 「新春・お子さまビンゴ大会 ☆」


 いやホント、初心に帰りましたヨ。
駆け出しの頃は、キャラクターショーのMCなどをさせていただいたりして(関西では非常に稀有な存在だったため、行く先々で「…司会のお兄さん、ですか?」と驚かれておりました)イベントのあれやこれやを叩き込んでもらい、それが今の仕事にも活きているのですから、私にとってそういう場でのお仕事は“原点”なのですね。たまに帰るのは大事だよなぁ…と、今日はそんなことを思いながら仕事をしておりました。

 それにしても、高松の子供たち、いい子です。親御さんもちゃんとルールを守り、スムーズにイベントを進めることができました。ありがとうございました。これが大阪だったら「やれ○○」だの、「これは○○」だの、大人が些細なことに文句をつけて後味の悪いイベントになるケースもあります。地域性って、出ますよね。

 ビンゴの賞品は、小さな子から小学生くらいまで、男の子も女の子も選べるようなものが数々揃っていたのですが、その中にひとつ、「ニンテンドーDSi」が入っておりました。これはついて来ている大人の方が熱を帯びそうです。

 最初にビンゴになった子は、案の定、みなDSiを受け取ったのですが、ひとりだけ、3歳か4歳くらいの女の子が最初にビンゴとなった時、その女の子はDSiではなく、何と「プリキュア」のおもちゃに釘付け。会場で見守っていた親御さんが引き攣った表情をされ、思わず「お子さんと一緒に選ばれますか?」と水を向けたら、親御さんはステージの上でその女の子にDSiを受け取らせました。

 大人の感覚からすれば迷わずDSi…なんでしょうが、その子にとってはプリキュアのおもちゃの方がより価値の高いものだったのでしょう。

 ちょっと野暮なことをしてしまったかなぁ…なんて思ったりもします。


 こういう機微を感じ取ることの大切さを教えてくれるのが、「人と直接触れ合うお仕事」の素晴らしいところなんですよね。
posted by holyyell at 01:01| Comment(2) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月01日

この歳になって…

otoshidama.jpg
もらっちゃいました、お年玉。

年が明け、初仕事を終えて実家に顔を出した際に母親から手渡された小さな包み…。

「おとしだま」って書いてあるではないか。

えーっ! この歳でもらってどうするねんなー。普通は逆やろ!

と、そんなことを言って返そうとしたのですが、母親は返す刀で

「お父さんからやから」

と言いました。
父親は、私が生まれてすぐに他界しており、享年は今の私なんかよりもずっと若いのです。そんな“年下の父親”による天国からの授かりものだから…と理屈をこねる母親の論理も無茶苦茶ではありますが、何はともあれ、一家の長からのものだから受け取れというのです。


今年、デビュー20周年を迎える私。決して平坦ではなかった道のりを傍らで見てきた母親が、そんな息子に何かしてやりたいとの思いで「20年ぶりのお年玉」を授けてくれたのでしょう。


「では、素直にいただきます、父上」と、仏壇に向かって軽く手を差し上げながら、私は母からの贈り物を受け取りました。


その帰り道、澄みわたった冬の夜空を見上げながら、私の頭の中では、さだまさしさんの「寒北斗」が流れていました。


♪いくつになっても おふくろには 子供は子供…
posted by holyyell at 23:51| Comment(4) | 日頃の行い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする