2010年10月30日

可愛らしくも、芳醇。

 お菓子の世界では、“似せたもの”から、“よりリアリティのあるもの”が、スタンダードな存在になってきました。

 そんな中でも「あ、おいしいな。」と、素直に思えたものの一つが、こちらの商品です。


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 カンロの「じっくり、煮つめた果実キャンディ」。
「創造的に作り、創造的に食べる」ためのフードマガジン「料理通信」とのコラボレーションで開発された“メゾン・ド・コンフィズリー”の、シリーズ第3弾のキャンディ。

 今回は、旬の果実をじっくり煮詰めた「コンフィチュール」(←フランス語でジャムを表します。)をキャンディーにしたイメージのもので、カシスと洋梨の2種類の風味です。

 手毬のような、見た目の可愛さに癒され、口に運ぶと、砂糖の甘さではなく、果実の風味が芳醇さを伴って中に広がります。次第に飴の部分が溶けてくると、中央に封じ込められたコンフィチュール風のフルーツペーストが追い撃ちをかけ、果実感がグッと増します。最後は、まさにジャムをなめているような感覚…。

 キャンディーもまた、実りの秋・到来といったところでしょうか。
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2010年10月28日

3歳の君へ

今日も、

めいっぱい遊び、

めいっぱい笑い、

めいっぱい食べて、

めいっぱい眠る。



それでいい。

それが、いい。
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2010年10月27日

コンテンツ、差し替えました

 公式サイトの「ボイスサンプル」のページで、“Message”のコンテンツを差し替えました。

 …実に、4年ぶりです。(>_<)


 ボイスサンプルは、「スポーツ実況」「ニュース」「ナレーション」「ショートムービー」「メッセージ」という5つのコンテンツからなり、スポーツ実況は高校野球のもの。ニュースは実際に放送した原稿で。ナレーションはちょっと背伸びして“ジェットストリーム”の冒頭部分を。そして、ショートムービーはデビュー20周年で作ったマニア向けのものを、それぞれお楽しみいただいております。

 そして、フリートークを収録したメッセージは、なぜか手付かずのまま4年が経過し、「あれ、いつのや?」と周りから訊かれる始末。これまではマイクを立ててミキサーを通して…と、そのセッティングを敬遠していたのですが、取材で使うコンパクトなレコーダーがなかなか使い勝手の良いものだったので、それを利用して録音した素材を載せています。

 その名も、“ラフ録り”。
1回目は、自宅のリビングでソファーに座りながら録った、完全なオフ声(←あかんやろ!!ボイスサンプルやのに)。

 ある意味、マニアの方に聴いてもらえれば…という発想なので、お聴きになる場合はその点を留意の上、ゆるりとお楽しみ下さいませ。内容は適宜差し替えていく“つもり”です。
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2010年10月26日

私の原点

 ラジオの喋り手としてデビュー(レギュラー番組を担当)したのが、1992年のこと。
以来、音楽番組や情報番組、スポーツ番組…と、さまざまなジャンルのプログラムを担当させていただき、今は、報道をメーンに活動しています。

 その、ラジオとの出会いは小学2年生のときでした。

 親から買ってもらったポータブルラジオのチューニングで最初に探り当てた番組は、毎日放送ラジオの「MBSヤングタウン」。角淳一さんと笑福亭鶴光さんの軽妙なやりとりが、今でも印象に残っています。

 番組にハガキもたくさん送りました。採用された人に贈られるノベルティグッズは、まだ自宅の部屋に置いてあります。マスコットキャラクターのクランチバードが描かれた「バッグ」「ペンシルケース」に「キーホルダー」。バッグは実際に使って年季が入っていますが、ペンシルケースやキーホルダーは新品のまま。あの頃の記憶にスッと戻れる状態にしてあります。

 「あの人たちのように、ラジオの向こうでしゃべってみたい…。」

 ラジオを心の底から面白いと思わせてくれたヤンタンこそが、私がラジオマンとして生きてきた原点なのです。(→ちなみに、担当したレギュラー番組はKBS滋賀が最初ですが、ラジオでのデビューというと“センバツ高校野球中継”のアルプスリポートを担当させていただいた毎日放送が最初です。)

 そのヤンタンの生みの親である名物プロデューサーの渡邊一雄さん(=大ナベさん)が、今月亡くなられたことを、今日のニュースで知りました。享年75歳。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 今夜は、あのテーマ曲(MBSヤングタウンのテーマ)が私のBGMです。
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カルビー・ひとくち美膳

 今日の仕事のお供はこちら☆


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 カルビーの「ひとくち美膳」〜雑穀&ベリー です。
「SOY JOY」などと同じような“ちょい食べ系”の食品ですね。パッケージには「中国古来の考えをもとに、自然素材が持つ本来のチカラを上手に組み合わせました。おいしくて、身想いの手軽な食事です」とあります。

 玄米やオーツ麦、ハトムギといった雑穀をベースにしたソフトな食感で、レーズンやクランベリーのほどよい酸味と、クコの実やカシスの甘さがバランスよく混ざり合い、おなかとココロにやさしさをもたらしてくれます。なるほど、果実分26%ですか。そのリッチさがそう感じさせてくれるのでしょう。

 1袋(4個=24g)の栄養成分は、エネルギー=99kcal、糖質=17.3g。おやつとしては申し分ないサイズです☆

 シリーズは、ほかに「雑穀&バナナ」「雑穀&あんず・杏仁」というバリエーションがあります。
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2010年10月23日

手のひら返し


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「お願い」

 の次に

「禁止」って…。


何という豹変ぶり。
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2010年10月21日

育児休暇について考える

 大阪府の箕面市長が、次男の誕生を機に、2週間あまりの育児休暇を取得しました。市長が率先して育休を取ることで、男性職員の育児参加を促すのが狙いだそうで、「妻の負担を軽減し、家族を支える時間として大切に使いたい」と話していました。
 これに対して、大阪府の橋下知事は「世間を知らな過ぎる」とした上で、「休もうと思っても休めないのが日本の現状だ。世間が育休を取れる環境をしっかり作るのが政治、行政の役割。首長は最後に取っていくのが筋だ」などと指摘しました。

 片や、私たちの生活に密接している総務省出身の36歳市長。もう一方は、家族を大切にすることで知られている子だくさん知事の発言。どちらも正論ですし、思いは理解できます。

 この見解の相違は、発言の立ち位置が違うことによるものであることは、賢明な方ならお解かりですよね。公人と私人の立ち位置…とでも申しましょうか。


 現役子育て世代の私としては、育児休暇が(しかも有給で)取れるというのはうらやましい話。何せ、国内の企業の大半は中小・零細企業です。ラジオのリスナーさんからも「従業員5人の会社で1人育休を取ったら、戦力は20%ダウンです。それだけ、取りにくい状況なんです」という旨のメッセージが寄せられているように、一般的に、育児休暇は非常に取りにくいものとなっています。ましてや、この不況下です。企業は正規の従業員(社員)をより少なく、効率よく回したいと考えていますし、子育て世帯も経済的には苦しい状況ですから、社員の方も休みを取って収入が落ちることは避けがちです。そうしたことから、育児休暇は、有給で、しかも代わりになる戦力が存在するような規模の大きな企業であったり、公職にある人といった、スケールメリットを享受できる人しか取れない状況といえるでしょう。

 すべては、取り巻く環境の整備が優先されるべきで、「タマゴが先かニワトリが先か」の議論をしているヒマはないということです。日本の少子高齢化が進んでいるのも、根っこはそういう部分にあるといってもよく、体系的な戦略に基づいた政策の実行を望みたいものです。



 ところで、子育て世代の人たちにとっては切実な問題についての議論が、現在、進行しているのですが、ご存知でしょうか?

 政府が推し進める「子ども子育て新システム」について、いよいよ制度設計に携わる特命チームが動き出しました。都市部を中心に解消されない“待機児童”の問題などに強力に取り組んでいこうとするもので、軸になるのは「幼保一体化」(幼稚園と保育所の一元化)や、NPO法人や株式会社といった企業の参入などです。これまで監督官庁が別だった幼稚園と保育所を一元化して、教育体系の中に置こうとするプランなのですが、市場の競争原理が“人づくり”の現場に持ち込まれるような危惧もありますし、中途半端な形で移行されたのでは現場が混乱します。何より、親子にとってそれは幸せなことなのか? ということにもなりかねません。ひいては、女性の社会参加・男女共同参画社会というものにも影響し、国内経済にも及んでくる問題です。

 制度設計には、絶対に「子育てに積極参加した経験のある人」が携わらなければならないですし、プランに行政のエゴが入り込んだりすると、せっかくの制度が“絵に描いたモチ”になりかねません。そこのところを重々踏まえた上で議論を重ね、未来にも通用するようなシステムづくりを成し遂げてもらいたいと思うわけです。


 政治や行政は、結果がすべてですから。
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2010年10月18日

ホットケーキなミルクセーキ

 ある日のこと。
ラジオ関西の番組スタッフ・Kさんが手に持っていたそれに、私は思わず目が釘付けになりました。


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 「ホットケーキ味のミルクセーキ」って…。

 ダイドードリンコが展開している“復刻堂”シリーズの「森永ホットケーキ ミルクセーキ」という商品だそうです。
 先日、通りすがりの駅のホームにある自動販売機で見つけて迷わず硬貨を投入。手に入れました。

 そして、飲んでみました。

 ベースはあくまでミルクセーキ。それに、ホットケーキのテイスト(ケーキシロップの風味)などが感じられて、甘いもの好きには堪えられない仕上がりとなっています。甘いのに、あとを引きずらない感じも好感が持てますし、ホットでもアイスでも雰囲気は損なわれず、アリだなと思う一品でした。

 ダイドーのリリースには…
「森永ホットケーキミックスの風味がミルクセーキとして楽しめる、森永製菓とのコラボレーション飲料。ホットケーキの持つベイクド感、バターとメイプルシロップのやわらかな香りを再現。昭和の定番おやつの懐かしい美味しさを缶飲料として現代風にアレンジし、パッケージは、昭和後期に販売していた森永ホットケーキミックスのパッケージをモチーフにした。」とあります。
 
 この1本で、「おやつ食ったぁ!」という満足感が得られるのもいいですね。
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2010年10月16日

レベルの低い政治

 民主党は優れた野党だが、政権を担当する能力がない。

 ということは、ずいぶん以前から述べてきているが、ここ最近の体たらくぶりは、目を覆うばかりであり、こんなブログにも書かずにはおれぬほど、憤懣やるせない。


 昨日も参議院の予算委員会で、仙谷官房長官が、政府の参考人として菅内閣の天下り対策に批判的な答弁をしたキャリア官僚に対して「彼の将来が傷つき残念だ」と発言し、審議が一時紛糾した。「公衆の面前で官僚を恫喝した」という批判による。

 仙谷長官は、先に起きた中国漁船の衝突事件でも、“敗北”とも取れる対応の中心にあって、「柳腰」という言葉を用い、「しなやかな外交」を主張しているが、言葉そのものは、中国では“細腰の美人”を指す表現とされ、「弱腰」とも曲解されることから、野党が発言を撤回せよと大合唱。しかしながら、当の本人は開き直って意固地になるケンカ腰ぶりを発揮…。「柳腰」の相手を完全に間違えているし。内閣の番頭役が、野党に対してあんな対応をしたら、進むものも進まないってえの。本人は信念がおありのようだが、貫かねばならないものを履き違えていることが解っちゃいないから困ったものだ。

 委員会での質問も、所轄の大臣に対してなされたのに、自らがしゃしゃり出て答弁してしまう始末。菅総理のハギレの悪い答弁ともあいまって、見ているこちらをイライラさせるに充分だ。こういうことが重なって内閣支持率の低下を呼ぶというのも、仕切り役として解っているのだろうか、疑問である。もはや、官房長官ではなく“感冒”長官だ。誰か、冷えピタでも貼って頭冷やしてやれ。


 そんな人物を番頭に据えた菅総理自身も、総理大臣としての決断力やリーダーシップが皆無といっていいほど酷すぎる。困ったことは他人任せで、対中・対米問題でもその影は薄いこと薄いこと…。小沢問題でも、国会の参考人招致をめぐる判断を岡田幹事長に一任…って、あなた、党の代表ですよね。確か。

 「脱官僚政治」とか何とかいってるけれど、いざという場面で政治家がリーダーシップを取れず沈没していたのでは、掛け声倒れもいいところである。
 対中問題でも、専門の分野で能力に秀でた外交官僚を使いこなせばいいものを、宝の持ち腐れにしているし。「官僚に使われるな。使いこなせ」というのが、“脱官僚政治”の本質ではないのだろうか。


 実に、レベルの低い政治っぷりだ。



 レベルが低いといえば、ほかの国会議員もそう。
発言していない連中がヤジを飛ばし放題だし、人の話なんか聞く姿勢を持っちゃいない。「人の話は最後まで聞け」って、小さい子どもでも解ることなのに、いい歳ぶっこいた高給取りのオッサンらが全然できちゃいない。模範を示すべき人たちがこんなのじゃ、この国がよくなろうはずがない。

 みんな、幼稚園からやり直して来いっ!!! ついでに、国会議員の半分はクビにしたらええ。
posted by holyyell at 03:12| Comment(4) | オコりん坊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月15日

着ボイス、録りました

 午後から、オリックス・バファローズの球団事務所へ赴き、録音作業をしてきました。
携帯サイトにアップする「着ボイス」の録音です。

 そう。
携帯電話にダウンロードして設定すると、着信した際に、プリセットされた音に代わって、私の声が電話から流れる…というシロモノです。



 おそろしや〜。



 これを、球団の公式携帯サイトにのっけて、ファンの方にお楽しみいただこうという企画のようで、さまざまなパターンの音を録ってまいりました。

 担当は、球団職員のジョニーさん。←日本人です。念のため。
手渡されたリストには、選手コールのほか、場内で流しているアナウンスの文面そのまま、というものもありまして…


  堀江 「こないに長いの、誰がダウンロードして使いますのん?」

  ジョニー 「話のネタに、こういうのを置いててもおもしろいっしょ。」

  堀江 「…で、ホンマに録りますのん?」

  ジョニー 「いきましょう。」


 というわけで、録りました。長いものでは30秒以上あると思います。果たしてこれをダウンロードして着信設定にする人が現れるのか…。

 それより何より、着信の時に「Welcome to Skymark Stadium」って流れてくる電話って、一体…。



 あ、ネタバレですね。



 でも、そんなことでは動じないくらい、実におびただしい量の言葉を収録しましたので、順次アップされると思いますが、懲りずにお付き合い下さい。

 スタジアムアナウンサーによる“着ボイス”としては、国内最多のバリエーションだと思います。



 あ、そうそう。
収録中に、球団公式ツイッターの「中の人」が現れて、私が喋っている様子をi−phoneで録画し、即座にアップしていました。

 http://yfrog.com/nep98z

 私も見ましたが、スーツ着てるオッサンが「T−岡田選手、今シーズン33号のホームランです」って、むっちゃ違和感ありますやん!!(←またまたネタバレ。) 知らん人が見たら、「マニアックなオッサンやなー」ってツッコミが入りそうです。

 こちらは、携帯サイトにアップされるまでの“予告編”的な感じでお楽しみいただければと思います。←あくまで、マニア向けです(笑)
posted by holyyell at 23:55| Comment(4) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月13日

前を走り続ける先輩

 今日は、“付き人”として過ごしました。
お世話になっている女子高(好文学園女子高等学校 @大阪)の特別講座に、声優の熊谷ニーナさんをお迎えし、私はそのブッキング担当として立ち会っていたのです。

 ニーナさんは、現在、東京の81プロデュースという事務所に所属されていて、これまで「ポケットモンスター」のナナコ役や、「ボブと働くブーブーズ」のウエンディ役、最近では「フレッシュプリキュア!」のマドレーヌ女王役などのほか、ゲームソフトの「バーチャファイター」では綾小路葵の声も担当していらっしゃいます。

 そして、私の先輩でもあるのです。ニーナさんと私は、大阪のタレント事務所「とーくing」のOG・OBという間柄。つまりは先輩・後輩の関係なんです。駆け出しの頃、深夜のラジオ番組やFMの音楽番組、TVのリポーターなどを担当されていたニーナさんは、雲の上の存在でした。

 デビューした現場でお仕事をご一緒させていただいたのが、ニーナさん。右も左も分からない私に、仕事とはこういうものだということを、そっと教えてくれました。事務所に入った頃からよく可愛がっていただき、私を「ほりえ〜る」というニックネームで呼んだのも、確かニーナさんだったように思います。



 あれから20年あまり…
その先輩と、こうして同じ現場で、立場は違えど同じ空気を吸っているのは、不思議な感じがするのとともに、「仕事、続けててよかったな」と、素直に思えたのでした。そして、生徒の前で楽しい授業を展開されているニーナさんの姿を拝見しながら、私なんかよりまだまだずっと前を走っていらっしゃるんだな…という思いを強くし、頼もしくも思えました。

 先輩が、こうして元気いっぱいに突き進んでいる姿は、あとに続く後輩としてはとっても心強いものです。


 また、どこかでご一緒したいですね。
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2010年10月12日

風景の見える音 〜播州そろばん

 ラジオ関西が放送している「時間です!林編集長」(月曜〜金曜 16:30−19:00)のホリデイ企画「風景の見える音」。
5回目となった一昨日の放送では、伝統の技術を活かし、攻めの姿勢をみせる播州そろばんの音をお送りしました。

 400年の伝統を誇る播州そろばんは、兵庫県小野市の伝統工芸品(経済産業大臣指定)で、全国で流通するそろばんの7割が小野の製品です。
 戦国時代、羽柴秀吉に攻め入られて逃れた人たちが、近江の国・滋賀県にたどり着き、そこで、中国から伝わっていたそろばんの技術に触れて持ち帰ったのが起源とされています。それとは別に、大阪の堺と隣の三木が刃物の町として仲良くしていて、堺に伝わったそろばんの技術が三木経由で入ってきたという説もあります。

 小野のそろばんは分業制で作られていて、玉を作る人、玉を通す桁(ケタ)を作る人、枠を作る人、それらの部材を集めて組み立てる人…と、様々な人の手によって一つのそろばんが完成します。ですから、大規模な工場ではなく、それぞれの個人のお宅に工房があって、そこで、年季の入った手作業で生み出されているわけです。
 それぞれの技術が見えないところで阿吽の呼吸をしていて、生み出された部品どうしがピタッと合う…。まさに、伝統工芸品として認められている所以です。

 出来上がりまでのプロセスをざっくり紹介しましょう。
それぞれの職人さんが部材を仕上げ、それらが組み上げ担当の方の所へ運ばれます。職人さんは、いったん仮組みをして確かめたあと、もう一度分解して組み立て直します。枠の中に、桁に使われる竹ひごを打ち込み、それを、玉が入った箱の中で泳がせるようにかき混ぜると…


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 では、珠寄せの音をお聴きいただきましょう。→ ♪ 珠寄せの作業
(mp3です。携帯サイトをご覧の方は、容量が大きいのでお避けになるのが賢明です。)

 それだけで、スルスルッとそろばんの玉が桁(ケタ)の中に納まっていくんですから、不思議なものです。
余分についた玉を払い落とし、指の腹でなでるようにして、玉にキズなどがないかを確かめ、もう片方の枠を打ち込んで丁寧に磨き上げ、そろばんは完成します。


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 音を聴かせてくれた伝統工芸士の方は、そろばん作りの真髄について、こう仰っています。「そろばんの珠は、スッと動いてピタッと止まる。そのように作らないといけない」と。
 珠はスムーズに動かなくてはいけないけれど、フワフワ落ち着きなく動いても、計算するのには厄介だということですね。職人魂を感じます。


 最近は電卓やパソコンが計算の主役になり、そろばんはずいぶん肩身の狭い思いをしているようですし、生産量も最盛期に比べると減っていて、職人さんの高齢化も進み、後継者も不足しているそうです。

 伝統を守りつつ、状況を打開するような手立てを…と、播州そろばん工芸品協同組合の理事長を務める宮永英孝さんの会社「ダイイチ」では、さまざまな模索を行う中で、「まずは職人さんに仕事を作ろう」という結論に達し、アイデア商品の開発に取り組んでいます。

 例えば、子供が床の上を押して遊ぶ木の車のおもちゃ(←知育木具とおっしゃるそうです)にそろばんを仕込んで「計算できるんカー」と名づけたり、一桁分だけのミニチュアそろばんを作ってストラップ状に仕立て、玉は動いても5か9にしかならないように固めて「合格」のお守りとして売り出したり、大きなサイズのそろばん玉を使った立体の四目並べとかもありますし、最近では、アンパンマンとコラボした子供用のそろばんの発売にこぎつけたり…と、奮闘されています。

 それは、本体のそろばんをどうこうするのではなく、技術を活かして新たな価値を生み出し、市場を広げていくというやり方。すべては、播州そろばんへの“誇り”が原動力になっているんです。


 ちなみに、この12月に公開されます森田芳光監督の映画「武士の家計簿」 〜幕末に、刀ではなくそろばんで家族を守ったという侍の物語の中で、播州そろばんがスクリーンにいっぱい登場します。当時のそろばんを復刻させたのは、小野の職人さんたちです。作品をご覧になる機会がありましたら、ぜひ、そんなところにもご注目下さい。

posted by holyyell at 23:43| Comment(2) | 音好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

やさしくも濃い味

 久々の“ひとり菓子博”です。
…ブログ読者の方からは、「堀江さんて、お菓子の人のイメージですよね。」というメールなどをいただいておりますが、決して!そんなことはありま…すねぇ。う〜ん。お菓子、大好きです。(>_<)

 投稿の間隔が開いたのは、ホント久々にグッとくるものにめぐり逢えたから…ということで、今日はこちらをご紹介。


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 東京のメーカー、ライオン菓子の新商品「Koimi(濃い実)」 ブルーベリー味です。
こちらの会社、ハードやグミタイプのキャンディーがメーンなのですが、このアイテムは似て非なるもの。食感はグミっぽいのですが、さにあらず…。何でしょうねぇ。例えて言うなら、ソフトなドライフルーツっていう感じでしょうか。

 会社の商品紹介には「果実のピューレをぎゅっとかためて、食べやすくカットした濃厚なブルーベリー味のお菓子です。ピューレを固めることで、従来のドライフルーツとは異なった、新しい食感を楽しめます。」とあります。

 あぁ、なるほど!! です。
ソフトなドライフルーツ、もしくは、固形タイプのジャム…。ちなみに、着色料・保存料は使用していないそうなので、安心ですね。
 素材のおいしさを上手に生かしたお菓子。こういうのは大好きです☆
posted by holyyell at 23:33| Comment(2) | 菓子博 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月07日

しみじみと、刺激と。

 昨日は一日を通して、かつて所属していた事務所に詰めていました。後輩たちのボイスサンプルを収録するために…。

 もう、OBになって10年あまりが経ちますが、未だに関係は続いていて、後輩たちとも仕事やプライベートで交流があります。それもこれも、理解ある“育ての母”(=社長)が円満な形で私をフリーの世界へ送り出してくれたことに他なりません。ありがたいことです。

 だから…というわけではありませんが、私はずっと事務所(とーくing)のウェブマスターを務めています。そして、昨日はそのお仕事。

 マイクを通じて収録された後輩タレントたちの声。なかでも、今や主軸のひとりとなったキダ ユカさんの成長ぶりは、“兄”として嬉しくて仕方ありません。みんな、彼女に追いつけ、追い越せ…です。頑張って下さい。

 そんな私はというと、HP上のコンテンツは相も変わらずで、「もうこの年齢になると、そんな劇的な変化というか、成長ってないでしょうね」というようなことを社長に話したのですが、そのとき社長は「そんなことはないやろー。アンタもちょっとは変わって来てるで。」とおっしゃる。

 そばを離れた今でも、気にかけ、見守り続けてくれているその懐の暖かさをありがたく思いました。


 後輩たちの声をファイルにまとめながら“録音熱”が少し出てきた感じです。そのうち、時間ができればアップしようかなと考えています。
posted by holyyell at 01:42| Comment(2) | 気になる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月01日

twitter、はじめました。

 …正確に言うと、リターンマッチなんですが。f(^^;)

 今しがた、いくつかのツイートをアップしてきました。

 前回は、同じアカウントを取得したものの、まさに“3日坊主”。よく解らないままひとつのツイートも残すことなく撤退したのでした。

 今回は、その反省に基づき、「のんびり、ゆる〜く」をモットーにまいります。

 まとまった文章にするほどでもないものは「twitter」でアップします。そちらでもお楽しみ下さいませ。



※追記
 私のアカウントですが、PCでこれをご覧になっている方には、サイドバーにリンクが貼ってあります。また、公式サイトにはフロントページにリンクバナーを貼っていますので、そちらからご覧になれます。
 ただ、携帯サイトでこれをご覧になっている方にはリンク先のフォローができていませんでした。

 単純に、判りやすく「holyyell」です。
   → http://www.twitter.com/holyyell/
posted by holyyell at 00:39| Comment(2) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする