2011年02月26日

国民生活の最大の障壁

 永田町の住人(=国会議員)のこと。
過日のブログを見て、「その通り」とメッセージやコメントをいただき、ついで書きをしようと思った。

 もうニュースでも紹介したのでご存知の方も多いと思うけれど、2011年度の予算関連法案が、年度末の3月末までに国会で可決・成立する見通しが立っていない。

 これは、“政治とカネ”の問題や“政権与党のマニフェスト履行”に関する問題など、政治家の仕業や発言、それに政権をめぐる思惑などが原因となって、前に進めないのだ。

 こうした事態はこれまでにもあったし、平成の時代に入ってからは“武器を持たない戦国時代”(←堀江の言葉)とも言える状態がずっと続いている。傍から見ていると、「あ〜ぁ、またやってるよ」という、諦めにも似た気持ちにもなるが、よーく考えてみよう。

 あんなヤツらのために予算が決定せず、執行されなくなると、困る人が相当数出てくるのだ。しかも、弱者にしわ寄せが行く。

 例えば、子ども手当。
2011年度の法案では「3歳以上中学卒業までの子どもに1人月額1万3000円、3歳未満の子には7000円上乗せして2万円を支給する」としているが、これは、3月末までに法案が通れば…という前提の話。

 今の子ども手当ては3月末で期限が切れるため、空白期間ができてしまう(法律が失効してしまう)と、もとの“児童手当”の制度が復活することになる。手取りの額は今よりも減るし、第一、各自治体の準備が整わず、1回目の支給月(6月)に間に合わなくなる可能性もある…というのだ。

 全員がおしなべて支給される“子ども手当”とは違い、“児童手当”は、収入の水準が低かったり子だくさんだったりという、“本当に必要とされる人たち”に向けた給付なのだ。それが、政治のモタつきで弱い人たちに迷惑がかかる。


 「国民生活が第一」 「最小不幸社会」
民主党よ、もうそんな安物のウソはつくな。

 そして、野党も野党だ。
足の引っ張り合いはやめて、みんなで国民に顔向けられるような政治をやれ。

 でなきゃ、お前ら全員クビだ。時間と税金のムダ遣いこの上ない。
posted by holyyell at 22:15| Comment(4) | オコりん坊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月25日

罪深き無自覚さ

 3歳以上中学卒業までの子どもに1人月額1万3000円、3歳未満の子には7000円上乗せして2万円を支給するとした、2011年度“限定”の子ども手当法案が、昨日の衆議院予算委員会で審議入りした。
 その中で、支給額をひと月2万6000円とした当時の党内での議論に関して、菅総理が「ちょうど小沢代表当時。(額の多さに)ちょっとびっくりした」と発言したが、これについて、小沢氏の最側近とされ、このたび決まった「小沢氏の党員資格停止処分」に立腹し、農林水産政務官の辞表を提出した松木謙公衆議院議員が、その夜に開かれた民主党議員の政治資金パーティで、「太陽が明るいのも、月が暗いのも、全部、小沢一郎が悪いんだなと。それで政権運営ができれば、それはそれでよいが、私はそうではないと思う」と述べたらしい。平たく言うと、菅政権への批判だ。


 誰がどう見ても、財源の裏打ちがないまま勇み足となった子ども手当は、結局、当初言っていた金額の半分での支給が実現したが、完全実施には至っていない。それどころが、税制改正で子ども手当と引き換えに“扶養控除は廃止”されて実質増税になる見込みだし。また、高速道路の料金無料化も、地方の路線に限定された上、いびつな渋滞を引き起こす遠因にもなった。
 民主党は、鳩山・小沢路線で戦った先の衆議院選挙のマニフェスト(=政権公約)で、さまざまに大見得を切ったが、結局、政治主導も掛け声倒れで、霞ヶ関の官僚をはじめとした公務員の人件費削減もままならず、内的・外的要因も絡み合って政権運営は「彷徨」の状態。

 そんな中にあって、「マニフェストは言い過ぎでした。状況に即した形で見直したい」というスタンスの菅政権は現実路線といえる(←付け焼刃政権とも言い換えることができるが…)。確かに、自己否定であるがゆえ、「それなら国民に信を問え」という向きも解らなくはないし、“マニフェスト詐欺”なんていうことも言えなくはないが、だからといって、そうたびたび“総選挙”なんてされたひにゃ、それこそ費用のムダ遣いというものだ。第一、与野党の立場が入れ替わったくらいでドラスティックに政治の流れが変わり、国民生活が劇的に改善するわけがないことくらい、国民の側も解っているわけだし。

 しかし、こうした状況の中、民主党内では“政治とカネの問題”で切られた小沢一派が政権の打倒を公然と唱え、姑息な動きでけん制している。しかも、党派離脱や政務官の辞任をした者たちは「離党はしない」という。お題目は「(小沢先生主導の)マニフェストの実現に向けて取り組む」という、もっともらしいものであるが、それが逆に国民を(少なくとも私を)ドン引きさせていることに気づいていないのだろうか? 空気が読めていないというか、何というか…。

 小沢政治の手法は「アメのバラ撒き」。
国民に対して、子分に対してのバラ撒きで求心力を保つやり方だから、“政治とカネ”の問題が常に付きまとう。「不動産を多く所有する政治資金管理団体」「ぶっ壊した(解党した)政党の政党助成金の行方」など、言いたいことは山ほどあるが、つまりはそういう胡散臭い、実に前時代的なニオイがする政治家だということ。そして、それに群がる連中も「カネではなく、政治姿勢に惚れたんだ」というのなら、それこそ、そのセンスを疑わずにはいられない。それを「罪深き無自覚さ」と言わずして何と言おう。

 以前、ツイッターに書いたが、世間には「小沢待望論」なるものがある。しかし、この世に偶然はなく、必然の積み重ねであると、私は常々思っているわけで、その考えに基づくと、総理の器を持ち合わせているのならもうとっくになっていて、それがなっていないのだから「待望されていない人」という結論に至るのだ。


 もう、そろそろ永田町の政治も、時代にそぐわないコートを脱ぎ捨てる時期なんじゃないのか。
posted by holyyell at 02:51| Comment(3) | オコりん坊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月17日

あの頃の私に逢いたくて

 専門学校で教壇に立つお仕事は、スタートしてもうすぐ1年になります。
3学期の試験も終わり、担当授業はあと2時限を残すのみとなりました。「アクセント・渇舌」という、基礎の部分を教えるということは、学生や生徒(高校課程の人もいます。)の今後に重大な結果をもたらすもので、非常に緊張感と責任感を伴うものでした。自分がかつて苦手としていた分野でしたし。ただ逆に、認識を改め、勉強し直す…という点では、個人的に有用だったと思います。

 授業の中では、自分が今まで過ごしてきた中で得られたことや感じたことを、その時々に応じて話してきましたが、自身にとってもこれまでを顧みるいい機会、いい刺激となりました。様々な言葉の中から、ひとつでも、それぞれが大切に思ってくれ、今後生きていく上での足しにしてもらえればいいなと思っています。
 その中で、自身でも印象に残っているのは、「私たちの仕事は、声を“残す”仕事なんだということを、常に意識しておかなければならない」という話。その時に録音したひと言が、未来永劫、ずっと流れ続けるかもしれない…と思ったら、緊張はするけれど集中力は高まるでしょ。というものでした。実際、私の声は、ゲームソフトの一部として形に残り、何十万という方がプレーされてその声に接しています。そういうことを自覚してプレーできた時に、初めてプロと呼べる存在になるのではないかと…。そして、その時の声を聴きながら伴う「ああすれば良かったかも…」という後悔や反省も、プロである以上、より重みを増すわけですが。

 そんなことを思った時に、ふと、「あの頃の私」に逢ってみたい衝動に駆られました。
遡ること20年。右も左も分からず、ただ目の前の仕事に一所懸命だったあの頃…。私は、ある作品のアテレコを担当しました。水仙の花にまつわる話「ナルキッソス物語」という作品です。
 スイセンの仲間は属名をナルシスといい、ギリシア神話に登場する傲慢な美少年・ナルキスに由来します。水面に映った自分の姿に恋焦がれて憔悴し、死んでしまったナルキスの姿と水仙の花をクロスオーバーさせた物語で、主人公・ナルキス(ナルキッソス)のセリフを担当しました。TVアニメの作品ではなく、VTRの作品として。しかもそれは、水仙の里・福井県越前海岸にある水仙ミュージアムの展示機材で上映することを目的に制作されたものです。
 手元に当時の映像は残っているのですが、その場所へ行って逢いたいなと思い調べたところ、水仙ミュージアムはおととしの11月いっぱいで閉館していました。(>_<) …もう、逢えません。 確認したところ、展示物の一部は、近くにある水仙ドームに移されているそうですが、映像機器などは予算の都合で倉庫に眠ったままになっているとのこと。こんなもんなんですよねー。「逢いたいときに、あなたはいない」って、ドラマのタイトルみたいですけれど。予算が与えられ、復活したら観に行きたいと思います。

 きっと、「げ。 なんて不器用な演技…」と、穴があったら入りたい状態に陥るのでしょうけれど…。(^^;)
posted by holyyell at 04:01| Comment(0) | 気になる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月14日

最も気をつけて取り組んでいること

 日々、さまざまな現場でお仕事させてもらっている中で気をつけるべきことは、仕事によってそれぞれ異なりますが、報道デスクを兼ねているラジオ関西の勤務では、アナウンサーでありつつ、その枠を越えることが要求されます。

 午前10時から午後3時までの定時ニュースを担当したあとは、夕方4時半から放送されている報道番組「時間です!林編集長」で、その日、その時間までに起きた主なニュースをサマリーにまとめ、時系列に10本紹介するコーナーや、“編集長”である林真一郎アナウンサーと「ニュース談義」をするコーナーを担当するのですが、10本のチョイスもセンスを問われます。できるだけ、ジャンルの偏りは作りたくないけれど、ニュースバリューというものも存在します。すべてのニュースの中からの10本…。これは毎回試されますねぇ。

 また、4時台後半の「ニュース談義」では、主なニュースを2〜3本掘り下げて伝えるほか、“デスクの気になるニュース”というのも紹介しますが、私は“気になるニュース”のパートに最も気をつけて取り組んでいます。

 聴いている方の関心を惹くニュースというのは、だいたい“主なニュース”のパートで採り上げます。ですからどうしても、新聞でいうところの“囲み”や“ベタ記事”のような部分を取り扱うケースが多いのですが、だからこそ、聴いた後に「あぁ、だからそうなのか」とか、「これ、今度気をつけて見ておこう」というような気持ちになっていただけたら…という思いがあります。

 よって、私の中でのイメージは「小さな記事から今を読み解く」「聴いていただいた方へのおみやげ」という感じでしょうか。

 決して、知識をひけらかすのではなく、(←第一、インテリジェンスなんてカケラ、これっぽっちもありませんし、私はひけらかしがキライです。) あくまで興味が膨らむようなテイストで…と意識しています。

 基本的に、毎週月曜と木曜の夕方は私の担当です。お時間の合う方はぜひお付き合い下さいませ。(←番組は月曜から金曜までの放送です。日替わりで、デスクが個性あふれる切り口でニュースを担当していますから、他の曜日もお楽しみ下さい)
posted by holyyell at 01:19| Comment(2) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月07日

さっぽろ雪まつりのニュースを伝えながら…

 札幌の雪まつりが始まりましたね。
中国の世界遺産「祈念殿」や、京都・本願寺の国宝「飛雲閣」、それに、地元・ファイターズのルーキー、斎藤投手など多くの雪像に彩られ、賑わっているようです。この冬は大雪続きで、雪に関する深刻なニュースが多い中、明るいニュースにホッとします。

 雪は少なければ少ないで、観光などへの影響が心配ですし、この冬のように多すぎるとまた厄介…。程よいところで調節できればいいのですが、自然が相手ですもんね。

 今日は、そんなニュースを伝えながら、深刻な方の雪のことが、なかなか頭から離れませんでした。それほどまでに印象的だったこの冬の雪。とりわけ“除雪”に関する様々なことへ思いが及びます。


 家の屋根に積もった雪を下ろす作業では、これまでに判っているだけで、全国で100人ほどの方が亡くなっています。全体の6割を超える人が65歳以上の方。
こうした家々では、雪下ろしの人手が足りずに、ご高齢の方が1人で作業するのを余儀なくされるケースも多いと聞きます。 →雪下ろしは本来、1人でやってはいけないものですが…。人里離れた集落などでは、こういうことがより切実です。

 自力で出来ない人は、業者に頼む形を取ったりしますが、当然お金がかかり、年金暮らしの方々には、冬のあいだ何度も何度もこうした費用は払えない…。そこで、自治体が補助金を出して除雪するという形を取っている所もありますが、日々のところまでは手が回らないというのが実情のようですね。
 そこで、ボランティアの活躍の場が生まれるわけです。自治体によっては、これまでに経験した豪雪の教訓から、受け入れや派遣のシステムが整備されているところもありますが、すべてをカバーするところまでは至っていません。

 一方、除雪を行政の視点で見ると…

 各地では、自治体が除雪車をフル稼働し、道路の除雪に追われていますが、今年度の当初予算で計上してあった費用を使い切り、補正予算で大幅に増額する方針という所が多いようで、いずれも今後の財政に痛手となりそうです。

 業者へ作業を委託した分も含めてフル稼働しているものの、例年より時間がかかっていて、市民からは「除雪車はまだこないのか」とか、「脇道も除雪してほしい」などの声が相次いでいます。担当者は「道路は一般の車も通るため、一度に何台も除雪車を投入できず、効率的に作業できないのが難点だ。経費はどうしてもかさんでしまう」と説明しています。

 一方、雪の多い地方では、除雪を委託する建設業者が足りなくなっていることにも頭を悩ませているそうです。ここ数年は、不況で業者が相次いで倒産する事態を招き、業者が減るのに伴って除雪車も減っている…と。このため、自治体が他の業種の会社に依頼したり、業者同士が除雪のエリアを拡げてカバーし合っている厳しい現状もあるといいます。

 北海道では、除雪の事業に関するアンケートで、「3分の1の企業では今後、事業を続けるのが困難」という結果が出ました。除雪予算の削減や一般土木などの受注が不振になるなどして、長年除雪を請け負ってきた企業の体力を限界まで追い詰めているということです。
 企業の収益が著しく悪くなる中、オペレーターらの継続的な雇用と教育が極めて難しくなっている現状が浮き彫りになっています。

 ある企業からは「仮に除雪の予算が一定程度確保され、機械も貸し与えられたとしても、オペレーターがいない、という状況になったとき、行政はどうするのか」という深刻な疑問も寄せられているようです。



 お金と人材。
厳しい財政状況の中で、これらを両立させていくのは非常に困難を極めますが、例えば、蓮舫行政刷新担当大臣が以前に提案していた「被災地を支援するのを目的にした宝くじの販売」など、さまざまな発想を形にしたり、発展させたりしながら、こうした自然災害によるリスクに向き合い、備えて、国民生活の「安全の裏打ち」をしていただきたいと思います。

 そこは、アイディアの力。提案力の力。政治の力…。
posted by holyyell at 17:54| Comment(2) | 気になる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月04日

今度はグミで。

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キリンビバレッジが発売している「世界のキッチンから」というジュースは、各地で様々に伝えられている果物のおいしい食べ方を、ジュースという形に仕立てたもので、リッチな味わいが魅力的ですが、今回はグミキャンディにもなりました。

岡山に本社のあるカバヤ食品が商品化し、今日食べたのは、“煮りんごのアップルモーア”のバージョンです☆ キューブ型のやわらかい感触で、口に入れるとフルフル感いっぱい。煮詰めたりんごの濃厚な味わいジュワッと広がります。←果汁は飛び出しませんが、それに匹敵するようなテイストです。

ジュースでは“とろとろ桃のフルーニュ”がお気に入りだったので、今度はそのバージョンも食べてみたいと思います。
posted by holyyell at 14:47| Comment(0) | 菓子博 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

続・新旧交代

 そして、ついにこの日が来ました。
長らく、私の傍らで頑張ってくれた携帯電話の端末…。
電池の経年劣化によるとみられる不安定な動作をみるにつけ、「もう替えてあげなければ…」という思いは募るものの、その愛くるしいラウンドタイプのボディが手にしっくり馴染み、なかなか手放せないでいたのでした。

 意を決し、ショップに赴いてリサーチしてあった端末を注文。
愛用のそれは、ほどなく携帯電話としての魂を抜かれ、新しい端末に命が宿りました。もう、後戻りは出来ません。これからは、このパートナーとともに、携帯ライフを楽しみたいと思います。

 その相方は、こちら!!!


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 …カメラやんけ。

 と、言わないで下さい。確かに見た目はカメラといっても過言ではないでしょう。しかし、TVのワンセグ放送も見られます。FMラジオも聴けます。お財布ケータイでもあります。万歩計も付いています。…え〜っと、つまりはそういう“電話”です。(^^;)
 それにしても、この数年間という歳月はアッという間のようで、機械の進化という点では恐ろしいくらい密度の高い年月だったんでしょうね。ちっちゃなボディに高いインテリジェンスを感じます。しかも、色白さんです。←色は、関係ないから。


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 そんなわけで、引き継ぎの記念撮影。従来機は、我が事務所の棚の中で“記憶を湛える証人”として余生を過ごします。

 そして、もう「らくらくホンですか?」なんて言わせないんだから〜☆
posted by holyyell at 00:55| Comment(1) | ニコりん坊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする