2011年05月31日

そんなにお嫌いで?

 もう、ずっと論争されてきたことである。

「思想・信条の自由」 は 「職務」 より重いのか、ということ。

 卒業式の君が代斉唱で起立しなかったことを理由に定年後の再雇用を拒否されたのは不当だとして、東京都立の高校に勤めていた64歳の元教諭が、東京都に対し損害賠償などを求めた裁判の上告審判決で、最高裁判所の第2小法廷は、昨日、「起立や斉唱を命じた校長の職務命令は合憲」 として、元教諭側の上告を退けた。
 元教諭は、2004年の卒業式で起立を拒否して戒告処分を受け、定年後に再雇用を申請したが不合格とされたため、裁判を起こした。一審では原告の主張が一部認められたが、二審で逆転敗訴していた。今回、最高裁が上告の請求を退けたことで、二審の判決が確定し、元教諭側は裁判に敗れたことになる。

 判決が下されたニュースを報道のデスクで受けた私は、正直、「真っ当な判決だな。」 と思った。

 今回の裁判は、職務に関する命令が憲法の定める思想良心の自由に反するか…ということが最大の争点だった。判決要旨を見ると、卒業式などでの国歌斉唱の起立は 「慣例上の儀礼的な所作」 と定義され、命令によって起立することについては、特定の思想を強制するものではないものの、個人の歴史観とは異なる行動を求められることで、間接的に思想良心の自由を制限していると判断されている。
 ただ、入学式や卒業式は、教育上重要な行事で秩序の確保が必要なことや、法律で国旗や国歌が定められている (←国旗国家法という法律がある) こと。また、公務員の立場というものを踏まえると、命令には自由の制限が許されるだけの必要性や合理性が認められ、憲法に違反しないと最高裁は結論付けた。

 判決を受けて、大阪の50歳代の男性教諭はこう語っていたという。
「公務員は全体の奉仕者だが、だからといって個人の思想信条の自由はありとあらゆる場面で制限されるのか」 と。


 私はこの問題について、ずっとこう思い続けている。
“儀礼”を蔑ろにし、権利と義務を弁えないことを許容してきたから、今の日本は内部から崩壊している。少なくとも、公教育の現場にいる人たちはそれをキッチリ自覚すべきだと。

 大阪の教諭が述べていたことは反対派の意見を代表したような感じだと思うが、それは詭弁で、「個人の思想信条の自由」 を、「職務」 の次元で語ること自体がおかしいのだ。「ありとあらゆる場面で制限…」 というが、仕事を一歩離れれば好きなようにすればいい。 ただ、文部科学省や所管の教育委員会が通達を出している以上、仕事でそれに従うのは当然のことだ。ホテルマンが、好きな格好で接客できないのと同じこと。それがイヤなら、私立で、しかもそういうことがユル〜い職場で教鞭を執られればいい。

 また、その教諭は 「そもそも、強制されないと歌われないような国歌はおかしい」 とも言っていたが、「君が代」 を忌み嫌い、そのように仕向けてきたのは、戦後あなた方が推し進めていた教育ではなかったか。

 確かに、「君が代」 という曲をめぐっては、戦中・戦後を通じて悲しい思いを重ねている方も多いだろうし、そうした感情は理解できる。しかし、それら様々なことがらを内包して今の日本という国があることを、私たちは決して忘れてはならない。それが、アイデンティティというものだからだ。きれいごとで済ませてはならない。戦後教育の最も由々しきところ、ズバリその 「きれいごと」 という言葉に尽きる。

 運動会で順位を決めず、手をつないでゴールする徒競走。成績をつける通信簿のあいまいな表現…。どれもこれも、人を傷つけまいとして本質から目を逸らす、姑息な大人の感性そのものではないか。そういうことを恥じることなく推し進め、もっともらしい屁理屈を並べ立てるような人たちに、人の道なんてものを偉そうに語ってもらいたくないとさえ思うのだ。そんな教師から教えられた子どもたちは不幸極まりない。


 君が代をめぐる職務命令について最高裁が憲法判断を下したのは、ピアノの伴奏命令を合憲と判断した2007年以来2回目で、起立命令では初めてという。東京都の教育委員会によると、同じように争われている裁判は23件あり、今回の判断は影響を与えそうだ。もちろん、義務を伴う条例案として議会に提案された大阪府も、その例外ではない。


 ちなみに、私は 「右」 でも 「左」 でもどっちでもない。正しいと思ったことを 「まっすぐ」 に申し上げるのが信条なので。
posted by holyyell at 01:00| Comment(6) | 物思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月30日

球界最強のマスコット

 オリックス・バファローズには、マスコット界の最強メンバーがいます。

 「3・4・5・6・7・八カセですー☆」

 と、自分でしゃべっちゃう、掟破りのマスコット。

 アクロバットをしたり、形態模写をしたり、コミカルな動きをしたり…と、プロ野球の世界に住んでいるマスコットは、皆それぞれに特徴を持っているのですが、あの方は、それらを超越した存在です。球場へお越しになってその姿を見れば、衝撃を覚えること間違いありません。
 大物ゲストを相手に絡むことがあっても臆することなく、エスプリの利いた関西弁でしゃべりまくり、自分のペースに相手を引きずりこむ…。おしゃべりの格闘家という感じです。先日の試合でも、ゲストでお越しになった 「まえだまえだ」 のお二人にガンガン攻めていました。(^^;) でも、人の扱い方の機微が豊かで、お笑い芸人に負けないセンスを併せ持っているから、嫌味がないのです。非常にお得なキャラクターとも言えます。

 そんな八カセさんは、もちろん、カラダを張ったパフォーマンスでも魅せてくれます! 試合中のイニング間にはアクロバットを披露したり、チアのメンバーが踊る音楽に合わせてブレイクダンス… 試合の前後にはお客様のそばで積極的にしゃべりかけているし、サービス満点です。

 そして、最強のマスコットたる所以。それは…
チームが試合でどんなに大量リードを許し、見ている私たちが半ば諦めるような気分になった時でも、

 「よっしゃ!! まだまだ行くで〜 これからや!!」

 と、威勢のいいダミ声で登場しては、目を覚めるようなアクロバットを見せ、スタンドの陰に隠れていくところです。多くの人が 「ダメだ〜」 と思っていても、可能性がゼロでない限り、いや、ゼロであっても最後まであきらめないんだという、その強引なまでの応援姿勢。見ている人の気持ちをグイグイと引っ張り奮い立たせるそのパワーが、すべてを物語っています。私も、球場内の雰囲気を作っていく仕事の中で、あの愚直なまでの明るいキャラクターにどれだけ助けられていることか…。

 と、ここまで書いたら、去年までうちにいた 「ゴーヤ」 さんのイメージとピッタリ符合するのですが、 「ゴーヤ」 さんは今、東北の地で震災からの復興支援に奮闘中。つまりは別人なのだそうです。

 京セラドーム大阪の中にある 「研究室」 に棲みつき、バファローブルやバファローベルというマスコットを “製造” し、←彼らはロボットという設定です。影の声の主である私を “アニメ化” し…と、試合の内外で奮迅している “八カセ” さん。これからも注目して見ていて下さいね☆
posted by holyyell at 02:32| Comment(2) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月18日

前略 児玉清さま

 毎週、ニアミスを繰り返していたのは、ずいぶん前のことになります。
児玉さんがスタジオで 「パネルクイズ アタック25」 の収録に入られている時、
私は、隣りのスタジオで 「TVショッピング」 の収録に臨んでいました。

 もちろん、スタジオの中での収録ですから
 「その通ーり!」 とか 「アタックチャーンス!」 などというキメ台詞は、
こちらの部屋に聞こえて来ようはずもなく、
淡々と、それでいて、いつもそちらの収録が気にかかりながらのお仕事でした。


 福島にあった朝日放送の旧社屋。
TVの現場に人々の活気がみなぎっていた、
そんな昭和の残り香がまだあちこちに残っていた、味のある建物でしたね。
児玉さんの訃報に接し、思い起こされたのは、あの風景でした。

 ニアミスを続けて3年ほど。
結局、一度もお会いする機会がないまま、私は、別の仕事へ移りました。


 大好きだったんです。
スマートな佇まい、知性あふれる雰囲気、ふくよかな言葉の数々…。

 一度でいいから、お会いしたかったなぁ。


 衷心より、ご冥福をお祈り致します。安らかにお休み下さい。

                            草々

posted by holyyell at 01:22| Comment(5) | 物思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

番組で伝え切れなかったこと

 昨日は、夕方からラジオ関西の 「時間です!林編集長」 で、2時間半しゃべってまいりました。
 普段は、日々のニュースの中からいくつかを詳しく取り上げたり、それについての感想や提案を述べたりしているのですが、番組内で伝えようと思っていた内容が伝え切れなかったこともあり、文字媒体で再録しようと思います。


 東日本大震災の発生から2か月が経ちました。政府や東京電力の対応にはいろいろ意見があると思います。私も、震災後すぐの段階での番組中に 「日本というブランドを守ろうと頑張っているように見える」 という話をしましたが、実際は、政治家である自分の体裁だったり、会社を守ろうという姿勢であったりするのが透けて見えてきて、非常に残念な思いをしています。


 東海地震の震源想定域にあるから万一の際に大変危険だ…ということで運転が止められた中部電力の浜岡原子力発電所。運転停止に至ったことには一定の評価があろうかと思いますが、頭越しの発言を打ち上げて、あとから現場が対応に追われるという姿は、いかにも場当たり的だと批判されて当然です。こうした菅総理の姿勢は、もともと、内閣総理大臣として国をどうしていきたいのか、イザという時にはどう守っていくのかという “腹をくくった覚悟” というものがなかったんだなというのを感じます。もちろん、歴代の総理大臣すべてにあったのかといえば、決してそうではなかったと思いますが。


 ただ、菅さんに関しては、国会での答弁で出たあの言葉が雄弁に物語っています。「すべてが初めてなので、完全とは言わないが、全力を挙げて対応してきた。初めてのことだから」。


 これ、阪神・淡路大震災の時の村山富市さんと同じ “愚” を犯したことになります。それは「初めて」という言葉を使ったことです。有事の際に誰が国民を守るのですか。そして、その職に就いているのは誰なのだ…ということです。総理大臣は名誉職でなく、責任職なのに、その自覚に欠けるから失望するのです。


 そして、東京電力の賠償をめぐって政府がつくった枠組みが、東電の救済につながるという指摘を受けています。

 東京電力は公共事業的な存在ですが、あくまで私企業なので、影響が大きいとはいえ、他の企業と同じような扱いでないと不公平ですよね。また、枠組みでは責任の所在があいまいで、そのまま進めていいのか?という疑問も湧きます。


 今日の国会答弁でも、東京電力の社長は、独自での賠償には限界があるとして、国に資金の協力を求める一方、社員の企業年金の削減については否定しました。一企業の社長の立場としては解るんです。社員を守るのは社長の責務ですから。しかし、枝野官房長官らが批判するように、置かれた立場を踏まえた発言では決してありません。


 元・経済財政担当大臣の竹中平蔵さんもツイッターで述べています。 「復興に向けた政府の動きは遅いのに、2つだけは突出して先行している。増税論と東電救済論だ。背後には財務省と経済産業省がある。今の政権は全く官僚を統括できず、このような姿になっている。こうした問題こそ、拙速な決定ではなく国民的な議論が必要だ」 と。


 増税は、復興のための資金が必要だということに基づいていて、もっともらしい理由ですが、そうでなくとも、今年から税制上の控除が廃止されるなどして、国民の負担は増えています。その上で増税となると、消費のマインドが冷え込んで、税収は増えないでしょう。ましてや、個人税の増税は、被災者にも平等にのしかかってくるので厳しい選択です。



 優れた政治家は、経済を成長させる人だと言われます。


 そういう意味では、被災地を 「経済特区」 にして法人税を免除するだとか、再生可能なエネルギーの開発に力を注ぎ込んで市場を活性化させるとか、復興の上で必要になってくるインフラの整備〜例えば道路だったら、国道・県道・市道・町道…というふうに、管轄が分かれているそれらを一括して、シームレスなカタチで計画・工事していくことで、事務手続き上の手間を減らしたり、無駄な予算を減らしたりする…。そうしたさまざまな工夫や努力をする余地って、たくさんあるはずです。また、それにあたっては、迅速かつ的確な意思決定と、熟慮を重ねた結果出される決定。それぞれ使い分けなければ意味がありません。


 また、被災者の方々の暮らしも同時に考える必要があります。復興の計画を立てるのと同時に、まだ生活が復旧していない人たちへの手当ても重要。今すぐ対処すべき課題です。



 先日、宮城の気仙沼へ炊き出しに行かれた方にお話を伺っていたら、その方のグループは、避難所のニーズを事前に聞き出して準備されたそうです。我慢強いとされる東北の人たちは、ああして欲しい、こうして欲しいというようなことは自ら言わず、こちらが水を向けてみて、初めて 「実は…」 となったんだそうです。この2か月間にわたって、被災者の方々はそんな欲求すら抑えつけて過ごしてこられたんだなと思うと、本当にしんどかっただろうなといじらしく思いました。避難所の方に聞き取りをしたところ、 「生の野菜を食べたい」 とか 「お肉が食べたい」 というリクエストが出てきたり、炊き出しの定番メニューである 「カレー」 や 「ちゃんこ」 は、実はそろそろ飽きてきたことも判ったそうです。


 また、そのグループは、食材のほかにも 「メガネケース」 をたくさん携えて行ったとか。津波で家や家財は流され、身に着けているメガネの置き場所もない…。そうした、避難所暮らしのお年寄りのことを慮った支援というのが、本当の意味で相手の心に “伝わる支援” なんだと、改めて教えられた気がします。そういう心の向け方というのは、行政や政治の面でも活かせるはずです。


 その方は仰います。 「僕らが行ったときには、仮設住宅の建設がピッチを上げて行われていましたが、家ばっかりです。あの中にお店があったりしたら、周辺の避難所ともあわせて小さなコミュニティとして成り立つのにと思いました。」 と。確かに、人間が生きるということは、息をしていることだけではありません。有機的に人が寄り集まって初めて、活気とか、活力といったものが生まれます。そういう視点での復旧施策というものも考えていかないと、見た目だけの復旧・復興というものにつながりかねないな…ということを、私は、その方のお話を聞いて強く感じました。



 発生から2か月。あなたには今回の震災が今どう映っていますか?


posted by holyyell at 00:12| Comment(2) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月11日

クレパス風ラムネ?

hata.jpg

 どことな〜く、懐かしい気がしません? このパッケージ。
そう、大阪市に本社のあるサクラクレパスのヒット商品をイメージしたものです。

 「ハタ クレパス風 ラムネ」 と書かれてあるこの商品は、同じ大阪市のハタ鉱泉という会社が作ったもので、先日、スーパーマーケットで売られていたのをみた私は、即買い。パッケージにヤラれました。

 ハタ鉱泉といえば、皆さんご存知の 「ラムネ」 。生産量では全国のトップメーカーで、シェアの半分近くを占めるそうです。ほかにも、クリスマスのシーズンになると小さな子はお世話になっていたノンアルコールの発泡性飲料 「シャンメリー」 や、昔から関西で親しまれている 「みかん水」 「ニッキ水」 などを長年にわたって発売している会社です。


 この 「ハタ クレパス風 ラムネ」 は、6色入り。もちろん、絵は描けません。
それぞれ、異なる果実の風味がつけられているのですが、色のイメージとは違っていたりして、なかなか楽しめました。これは何味だろう? と予想しながら飲んで、全然違う味だったりして…。色素は天然のものが使われ、お子さんにも安心です☆


 気温も上がってきましたし、“シュワッ” と爽やかにいきたい時に、いいですヨ。 …っていうか、お子さんが喜びますよ、きっと。 ←我が家では私がいちばん喜んでいたりする。


posted by holyyell at 00:22| Comment(5) | 菓子博 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月09日

阪急ブレーブス、復刻

 ♪晴れたる青空 我らのブレーブス…

sibafu.jpg

 遂に、還ってきました。 「阪急ブレーブス」 が。
23年の時を経て、オールドファンの皆さんにはさぞかし喜んでいただけたことと思います。“Legend of Bs 70's”
 かくいう私は、オールドファンとまではいかないものの、小学生時代に 「子ども会」 へ入り、西宮球場に通っていた思い出があります。復刻したユニフォームは1970年代後半のもので、ちょうど私の小学生時代と符合します。懐かしい思いでいっぱいになりました。

 最初の2連戦は、「1977年、ロッテとの優勝争いを演じたプレーオフ」 がテーマ。
その時は、前期優勝の上田利治監督率いる阪急ブレーブスと、後期優勝の金田正一監督率いるロッテオリオンズとの対戦でした。
 土俵際で阪急が対戦成績をタイに戻し、最終戦までもつれ込んだ末、阪急が3勝2敗でロッテを下して、3年連続のリーグ優勝を決めたシリーズでしたね。

 場内には70年代の曲が流れ、私がいちばん 「うわぁー!ヤラレター!!」 と思ったのは、ユニフォームもさることながら、スタメン紹介の際にビジターとホームのトランジットに流された映像です。ご来場だった皆さん、いかがでした? あれ、凄かったですよね。当時の梅田阪急のコンコース(百貨店のあたり)で見られた、告知ポスターなどの装飾とかの雰囲気。

 「あー、そんな感じ!!」

 西宮球場の姿もCGで再現され、

 「あー、そんな感じ!!」

 いやぁ、身内ながら、Bs Production の映像へのこだわりには並々ならぬ気迫を感じました。


 それから、初日の球場では、5回までバファローズ(ブレーブス)の選手コールを、場内アナウンサーOGの宮崎俊子(みやざき・としこ)さんが担当されました。宮崎さんは、1970年代の初め、まだ阪急の監督が西本幸雄さんだった頃に、西宮球場で数年間、場内アナウンサーとして活躍された方です。今は、京都の宮津で造り酒屋の社長をされているんですって。

 そんな宮崎さんは試合中、マリーンズの、迫力がある揃った応援に 「圧倒されますね。みんなが揃っていてスゴイです。」 とおっしゃり、ライトスタンドから流れてくる、懐かしい阪急の応援マーチに感慨深いご様子でした。そして、「こんなにお客さんが入るんですねー。」 と、当時の、緩やかな空気が流れていたレギュラーシーズンの西宮球場との違いに驚いていらっしゃいました。


 

 また、選手の登場曲や合い間のBGMとして流れていたのは、当時よく使われていた「ハモンドオルガン」の生演奏によるものです。

  orugan.jpg 

 ハモンドオルガンは電子オルガンの一種ですが、エレクトーンとは異なる方式で音を出します。
 今回は、ハモンドオルガンを扱う会社に掛け合って球場へ運び込んでもらい、いろんな球場で演奏したという経歴をお持ちの女性を演奏者としてお招きしました。彼女は、事前に球場を訪れて選手の登場曲などをレコーダーに収録し、譜面を起こして、この連戦に備えて下さったんですよ。


 試合の方は、1勝1敗。
どうにか、「団歌」 を最後にフルコーラスで聴くことができ、小学生時代の思い出や場の空気を思い出しながら、「えぇ時代やったなぁ。」 と、ジーンときていた私です。

 次回の広島2連戦 @京セラドーム大阪 は、
阪急が球団創立40年目、日本シリーズ挑戦6度目にして初の日本一の栄冠を手にしたその相手、広島との日本シリーズがテーマとなります。ぜひご来場下さい☆


posted by holyyell at 19:30| Comment(12) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月04日

LEGEND OF “Bs”

 「新・黄金時代へ」 というキャッチフレーズとともに船出した今年のバファローズ。
開幕からもうすぐ1か月という今は、「前途、波高し…」 という状況ですが、そんな中で、かつての “黄金時代” を振り返り、よき伝統を胸にして、新たな歴史を刻んでゆこうという気持ちに溢れたイベントが、まもなく行われます。題して 「LEGEND OF Bs 〜蘇る、黄金の70’s」

 オリックス・バファローズには、「阪急ブレーブス」 と 「近鉄バファローズ」 という2つの系譜が存在しますが、今回はそのうち、阪急ブレーブスにスポットを当てた企画です。

 7日の土曜日と、8日の日曜日。ほっともっとフィールド神戸でのマリーンズ戦と、20日・金曜日と21日・土曜日のカープ戦(@京セラドーム大阪)では、当時の音楽や写真などで振り返りつつ、軽食の復刻メニューや、西宮球場でおなじみだった電子オルガンの演奏もお楽しみいただけます。そして何といっても、ブレーブスが日本シリーズ3連覇 (今では、どのチームでもなかなかありえないことかもしれません) を果たした当時の、一番強かった時のユニフォームを選手が着用して試合に臨みます。 →詳細はこちらのサイトをどうぞ。カッコイイのだー☆ 白地に赤色 (黒色の縁取り) の、やわらかな丸みのある書体で 「Braves」 と記されたユニフォーム。懐かしいなぁ。


 私は、以前にも書きましたが、阪急ブレーブス子ども会の会員でした。阪急・京都線の沿線住民でしたから、当然、「H」 のマークの帽子を被り、西宮球場でおじさんたちのキレのあるヤジを聞きながら育ちました。だから、今でもパ・リーグが大好きなのです。

 当時は、出塁した1番の福本選手が盗塁で2塁まで進み、2番の蓑田選手がチャンスを広げ、3番・加藤秀司選手、4番・高井選手、5番・マルカーノ選手のクリーンアップで得点を稼ぐという、破壊力と機動力の両方が備わった最強の攻撃陣と、ミスターサブマリン・山田投手に速球派の山口投手、佐藤投手や今井投手など、魅力溢れる投手陣がうまくかみ合っていた時代でした。



 私の憧れは、これも以前に書きましたが 「福本豊」 選手。俊足・巧打の外野手にして “世界の盗塁王” ですもんね。憧れないわけがない。そんな福本さんも、引退され解説者として活躍されていますが、関西弁丸出しのスタイルは “憧れ” を “親近感” に変えましたねー。振り遅れて空振りしたバッターを見て 「着掃いですわ」 (←ボールが到着してからバットを振る=掃うの意) と、ひとことで纏め上げるこのライトな感覚…。ステキです☆


 また、加藤秀司さんとは、J−SPORTSの中継に携わっていた頃にお世話になりましたが、忘れもしないのは、当時のグリーンスタジアム神戸でオリックス対近鉄戦の実況を担当した際に、解説だった加藤さんは、本番が始まってから 「ちょっとトイレに行って来るわー」 と言い残し、しばらく帰ってこられなかったというエピソードがあります。時間にして15分くらいでしょうか…。今となっては笑い話になりますが。もう時効やからイイですよね、加藤さん☆


 憧れの方たちと現場ですれ違ったり、仕事をご一緒させていただくというのは、当時まったく考えられなかったことで、つくづく幸せなことだと思いますが、面白いエピソードとともに、私の中にはリアルに息づいているので、まだ “伝説” という実感が湧きません。ただ、もうあれから30年以上経っているんですものね。ならば、“伝説” か。

 いずれにしても、そんな福本さんや加藤さん、山田さんも7日の試合には登場されますので、ぜひ皆さんもご来場下さい。私もいろんなことを思い出しつつ、試合に臨みたいと思います。
posted by holyyell at 01:37| Comment(10) | お仕事がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

大型連休のひとコマ

 大型も、中型も、小型も… ←タクシーかいっ!!
連休とは無縁の今年。ある意味、ありがたや〜。

 しかーし、家族には “慣れた事” とはいえ可哀想なことをしているので、唯一の休みとなった今日、お出かけしてきました。そして、あいにくの空模様。(>_<) こんなもんなのよねー。

 昨日の晩、寝る前に計画を立て、 ←それは “計画” とは言わない。いくつか候補は挙がりましたが、「海遊館 @大阪市港区」 は混雑必至、逃げ場なし。…で却下。「キッズプラザ大阪 @大阪市北区」 も混雑必至、同じく逃げ場なし。…で却下。
 雨降るとですねぇ、行き先が限られてくるわけですよ。子どもが大きければそれなりに雨の装備さえしていればアウトドアでも…と思うんですが、まだまだ足元のおぼつかない年齢のため、候補は限られてきます。そんな中で目指したのが、「りんくうタウン」 でした。

 アウトレットモールは、チビが私に似て買い物嫌いなため、長時間の滞留が難しく、かつて 「りんくうパパラ」 のあった 「SEACLE」 にターゲットを絞りました。今日は駐車場が無料となっていたため、パパ大助かり☆ 中のキッズスペースで遊んだり、大きな観覧車に乗ったりしてチビはそこそこ満足そうでした。

110501-

 いい眺めです☆ …しかし、親は 「せっかくここまで来たのだから」 と、電車で一駅乗って連絡橋を渡り、対岸の関西空港まで足を延ばしました。

110501-

 こういう場所に来ると、そのまま飛行機に乗って海外へ飛んでいきたくなるものです。←パスポートは必要なんですけれど。
 空港のターミナルビルでは飛行機の発着が見えないため、展望ビルまでバスで移動。そして、離着陸する飛行機をひとしきり見てUターンし、関西空港からは一駅だけ、南海の特急 「ラピート」 に乗ってりんくうタウン駅まで帰ってきました。ラピートって、泉佐野までは運賃+100円で乗れるのって知ってました? わずか数分でしたが、リーズナブルで親子にとっては貴重な時間でした。

110501-


 てなわけで、今日の「おこずかい帳」。

・阪神高速 阪神東線−阪神南線 往復 …2,400円 ←ETCなどの割引反映前
・りんくうタウン「SEACLE」 駐車料金 …無料
・「SEACLE」 内のキッズスペース 1時間利用 …500円
・大観覧車 大人2、子ども1 …2,100円 (@700×3)
・りんくうタウン−関西空港 運賃 …1,400円 (@350×2×2)
・特急ラピート 特急料金 …200円 (@100×2)
・空港島内シャトルバス および 展望施設 …無料

 あと、食事代やおみやげ代を足しても、ざっくり見積もって1万円くらい。お腹いっぱいの満足度でした。

 そして、いちばん気になるであろう “混雑” との関係は…
どのスポットも、ほどよく賑わってはいましたが、お天気が悪かったせいもあるのか、大混雑とは無縁の1日。「人に酔う」 とか、「人混みに疲れる」 というようなことはまったくありませんでした☆ ある意味、ミッション成功です。
posted by holyyell at 23:59| Comment(6) | 日頃の行い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする