2015年07月13日

「高校野球は教育の一環」といわれる所以。

今年も、高校野球の地方大会の中継に携わり、
奈良大会で2試合、実況させていただいたのですが、
担当した県立青翔高校の野球部では、
最近タブレット端末を導入したんだそうです。

普段の練習や試合で動画を撮り、
選手たちはそれを見ながら課題を見つけて
フォームの修正などに取り組んでいるとのこと。

チームを率いる山内正博監督は言います。
「バットを振ったり、ボールを投げたりする中で、
 こちらが言っていることを動きでうまく表現できなかったりする。
 それならば、実際に映像を見て、考えて、
 プレーで答えを出せると、野球がもっと楽しくなるよね」 と。

…確かに。

ホームビデオで撮った映像を見て研究するというのは、
かなり以前から行われてきているのですが、
撮ったその場で、比較的大きな画面でチェックでき、
ましてや、ネット経由で簡単にシェア出来ちゃうわけですから、
こういうアイテムを活用するというのは素晴らしいことです。

そして、教育的な視点で言うと、
映像を見ることによって 「気付き」 を得る。
その気づきが 「思考」→「工夫」 へと昇華し、
「よりよい結論」 を得ることができる…。

漫然と、或いはお仕着せでやっていたのでは得られないものが、
能動的な取り組みによって得られるようになる…。

よく言われる 「高校野球は教育の一環」 を地で行く話です。

青翔高校は理数系に特化した公立の中高一貫校。
野球に関して、現状は決して強豪校とは形容できませんが、
始まったばかりの取り組みを活かして、さらなる前進を…と、
楽しみにしています。


答えはグラウンドにあります。
しかし、その答えはいつも同じで、
必ずしも正しいものではありません。
公式で導き出されるような簡単なものでも、ないのです。
野球の難しさであり、楽しさですよね。
posted by holyyell at 01:25| 大阪 ☁| Comment(0) | 物思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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