2016年05月25日

球場アナウンサーの魂(スピリッツ) その1

「ファウルボールにご注意下さい」
どこの球場でも、
試合中に繰り返しアナウンスされる言葉です。

にもかかわらず、
お客さまが打球に当たってケガをされる事案は
後を絶たないのが現実のようで…。

先日も、こんな裁判の高裁判決が出ました。

お互いにとって痛恨の極みでしょう。
被害に遭われた女性、
そして日本ハム球団にも心からお見舞い申し上げます。

キャッチボールの球がそれて
バウンドした硬式球が当たっただけでも痛いのに、
ライナーが顔面を直撃なんて。
考えただけでもおぞましいです。

事故が起きた時期は
私も、オリックス球団の球場アナウンサーとして
仕事をしていましたので、他人事とは思えませんでした。

事故が起きれば、現場に責任がかかってきます。
このため、
私は頻繁にこんなアナウンスを挟み込んでいました。

「ライナー性の打球は、
 当たると大ケガをする恐れがあります。
 試合に集中のうえ、盛大にご声援下さい。」

特に逆方向のライナーがスタンドに飛び込んだ時なんかは
声にも緊迫感があったと思います。

これが、私ができる精いっぱいでした。
でも、必要なことだと思っていました。

現役のアナウンサーの皆さんは、どうでしょうか?

そして何より、
お目当ての選手の撮影に必死になったり、
仲間内との会話に夢中になって
プレーへの集中が疎かになっているお客さまが
多いのも事実です。

選手の真剣勝負、しっかり見届けて下さいね。
それで減らせる事故は、いっぱいあるはずですから。


posted by holyyell at 15:27| 大阪 ☁| Comment(0) | 物思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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